磨棒鋼とは、鋼(鉄)を冷間加工(塑性加工)によって、様々な形状のシャフトにする事です。
<磨棒鋼の歴史>
明治45年頃 生駒山の麓 大阪・牧岡地区において、生駒山系から流れる豊富な水力を利用して水車動力によって生産が始められました。
<磨棒鋼の製造方法>
①冷間引抜
②研削(センターレス研磨)
③切削(ピーリング加工)
<塑性加工とは>
金属を加工する方法は色々とありますが、磨棒鋼(冷間引抜)はその中の塑性加工を主な加工方法とします。
塑性加工とは、金属がもつ性質の1つである可塑性、即ち適切荷重を加えると破壊する事なく、永久的に変形する性質を利用して金属を加工する技術で、2つの主たる目的があります。
○目的
①金属を所定の形状にする。
②金属の性質を改善する。
MTK株式会社は 「磨棒鋼」の中でも、「冷間引抜」と「センターレス研磨品」を製造する事で、社会に貢献する会社です。